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7割と3割の組織論:7割が作り、3割が世に出す会社
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7割と3割の組織論:7割が作り、3割が世に出す会社

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EEG Editorial

Content Team

7割が作り、3割が世に出す会社。 この比率を聞くと、少し極端に感じる人もいると思う。普通の会社なら、営業、企画、開発、デザイン、経営を、もっと均等に並べて説明するかもしれない。 もちろん、どの仕事も大事だ。 ただ、EEGで作りたいのは、作ることが会社の中心にある組織だ。だから、7割はサービスをゼロからリリースまで作れるエンジニアにしたい。残りの3割は、セールス、マーケター、UI/UXデザイナー、資…

7割が作り、3割が世に出す会社。

この比率を聞くと、少し極端に感じる人もいると思う。普通の会社なら、営業、企画、開発、デザイン、経営を、もっと均等に並べて説明するかもしれない。

もちろん、どの仕事も大事だ。

ただ、EEGで作りたいのは、作ることが会社の中心にある組織だ。だから、7割はサービスをゼロからリリースまで作れるエンジニアにしたい。残りの3割は、セールス、マーケター、UI/UXデザイナー、資金調達、経営のプロにしたい。

この3割は、主役を奪う人たちではない。

作った本人のサービスを、世の中に届くところまで押し上げる増幅装置だ。

作る人が少ない会社は、すぐ会議の会社になる

ぼくはIT受託開発の会社を30年以上経営してきた。そこで何度も見てきたのは、作る人より、語る人、整える人、判断する人が増えすぎたときの弱さだ。

会議は増える。資料はきれいになる。言葉も整う。

でも、肝心のプロダクトが前に進まない。

画面が動かない。ユーザーに触らせられない。仮説を試せない。売れるかどうかも、使われるかどうかも、実物がないから分からない。

AI時代になって、プロトタイプを作る速度は一気に上がった。だからこそ、作れる人が中心にいない会社は、もっと厳しくなると思っている。アイデアだけなら誰でも出せる。AIに聞けば、それっぽい企画も、画面案も、営業文句も返ってくる。

でも、実際に動くサービスを作り、壊れたら直し、使われなければ変え、リリースまで持っていく人は、まだ希少だ。

EEGの7割を作る人にしたい理由は、そこにある。

3割は、作ったものを現実に接続する

ただし、作れるだけで勝てるほど、事業は甘くない。

良いサービスなのに誰にも知られない。便利なのに説明が伝わらない。現場の課題には合っているのに、決裁者に届かない。画面の少しの迷いで、初回利用の手前で離脱される。数字を見ないまま改善して、力を入れる場所を間違える。

こういう失敗は、技術力だけでは防げない。

だから3割が必要になる。

セールスは、ネットでは届かない客先へ足を運び、対話と信頼で導入まで進める。マーケターは、SNSだけでなく、LP、Web、検索、広告、コミュニティを使って、認知と需要を作る。UI/UXデザイナーは、画面設計だけでなく、言葉、ブランド、信頼感、体験全体を整える。資金調達と経営のプロは、売上、粗利、継続率、CAC、LTV、資金繰りを見て、サービスが残る形へ近づける。

これは、作った本人を脇に追いやるための役割ではない。

作った本人が、自分のサービスを世に出し切るための役割だ。

主体を奪うと、改善速度が落ちる

人は、自分で選び、自分で手を動かし、自分の名前で出したものほど、最後まで気にする。

これは精神論ではない。作った本人には、細部の理由が残っている。どこを急いで作ったか。どこにまだ不安があるか。なぜその導線にしたか。どのユーザーの反応を見て変えたか。その記憶があるから、改善が速い。

逆に、途中から別の誰かが主役になり、作った本人がただの実装担当に戻ると、サービスは急に他人事になる。

言われたものを直す。依頼された画面を作る。数字は誰かが見る。売り方も誰かが決める。

それでは、AI時代の開発会社として面白くない。

EEGでやりたいのは、作った本人がサービスの中心に残り続ける形だ。3割のプロは、その中心を強くするためにいる。セールスが現場の声を戻し、マーケターが最初の熱を作り、UI/UXデザイナーが迷いを減らし、経営のプロが数字で寿命を伸ばす。

主役を交代させるのではなく、主役が舞台から降りなくて済むようにする。

7割と3割で、作る会社を作る

EEGの基本は、受託ではなくレベニューシェアだ。

納品して終わりではない。使われなければ、ぼくたちも儲からない。売れなければ、作った本人の熱も続かない。だから、作ることを中心に置きながら、売ること、広げること、磨くこと、数字で残すことから逃げない会社にしたい。

7割が作る。

3割が世に出す。

そして、主体は作った本人に残す。

この比率は、単なる人数配分ではない。会社の重心をどこに置くかの宣言だ。

作る人が真ん中にいる会社。けれど、作る人を孤独にしない会社。売れる形、広がる形、使われる形、資金が集まる形まで、全員で持っていく会社。

そういう場所を、AI時代の新しい開発会社として作りたい。

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