
地上戦セールス:客先の沈黙を開発へ持ち帰る
客先の沈黙を開発へ持ち帰る。 セールスの仕事は、うまく話すことだと思われがちだ。 けれど、EEGで必要としている地上戦のセールスは、話す人である前に、現場の反応を正しく持ち帰る人だ。 ネットで資料を見せる。LPを作る。広告を出す。問い合わせ…

EEG Editorial
Content Team
エンジニアが事業の顔になる日。 AIでコードを書く速度は、もう昔とは比べものにならない。以前なら数人で何週間もかけていたものが、今は一人でかなりのところまで持っていける。画面を作り、APIをつなぎ、DBを設計し、決済まで通す。そこまでは、たしかに速くなった。 でも、そこで終わるなら、エンジニアはまたコードの奥に隠れてしまう。 ぼくがEEGで作りたいのは、作った本人が事業の顔になる会社だ。 顔になる…
エンジニアが事業の顔になる日。
AIでコードを書く速度は、もう昔とは比べものにならない。以前なら数人で何週間もかけていたものが、今は一人でかなりのところまで持っていける。画面を作り、APIをつなぎ、DBを設計し、決済まで通す。そこまでは、たしかに速くなった。
でも、そこで終わるなら、エンジニアはまたコードの奥に隠れてしまう。
ぼくがEEGで作りたいのは、作った本人が事業の顔になる会社だ。
顔になる、というのは広告塔になることではない。偉そうに前に出ることでもない。自分が作ったサービスについて、誰のどんな問題を解くのかを自分の言葉で語り、ユーザーの反応を受け止め、数字が悪ければ直しにいく人になる、ということだ。
受託開発の現場では、エンジニアが表に出ないことが多い。
営業が話を聞き、ディレクターが仕様にし、エンジニアが実装し、納品して終わる。もちろんその形にも価値はある。ぼく自身、IT受託開発の会社を30年以上経営してきたから、その強さも限界もよく知っている。
ただ、自社プロダクトでは同じやり方だけでは遅い。
ユーザーがつまずいた理由、営業先で出た一言、LPの離脱、オンボーディングの迷い、継続率の悪さ。こういう情報が何人もの手を渡ってから作った本人に届くと、熱も粒度も落ちる。
本当は、作った本人が聞いた瞬間に直せることがある。
ボタンの言葉を変える。初回登録の順番を入れ替える。料金表の見せ方を変える。エラー文を優しくする。不要な機能を削る。そういう小さな改善の速度が、サービスの生死を分ける。
AI時代のエンジニアの価値は、ただ速く作れることではない。
ユーザーの声を受けて、速く作り直せることだ。
EEGでは、7割がサービスをゼロからリリースまで作れるエンジニア。3割がセールス、マーケター、UI/UXデザイナー、資金調達、経営のプロだ。
3割のプロは、作った本人から表舞台を奪う人ではない。
むしろ逆だ。
セールスは、作った本人だけでは届かない顧客の現場へ連れていく。マーケターは、作った本人の思想や開発過程を、世の中に届く言葉へ変える。UI/UXデザイナーは、作った本人には見えなくなった迷いを消し、信頼される体験へ磨く。資金調達と経営のプロは、売上、粗利、継続率、CAC/LTV、資金繰りを見て、サービスが続く形を作る。
でも、中心に立つのは作った本人だ。
なぜなら、そのサービスの最初の違和感を知っているのは作った人だからだ。どこを削り、何を残し、どんなユーザーの顔を思い浮かべたのか。その判断の積み重ねが、サービスの芯になる。
プロはその芯を磨く。芯を抜き取るわけではない。
事業の顔になると言うと、大きな覚悟の話に聞こえるかもしれない。
でも、最初にやることはもっと具体的でいい。
リリースノートを自分の言葉で書く。最初の10人のユーザーに直接話を聞く。営業が持ち帰った断られた理由を、次の改善タスクに変える。マーケターが拾った反応を見て、LPの見出しを直す。UI/UXデザイナーの指摘を、見た目の好みではなく離脱率の問題として見る。毎週、売上、継続率、問い合わせ、解約理由を確認する。
こういう行動を重ねると、作る仕事は変わる。
コードを書く人から、サービスを育てる人になる。
ぼくは、AI時代のエンジニアに必要なのは、まさにそこだと思っている。AIで速く作れるようになったからこそ、作ったものの責任から逃げない人が強くなる。
EEGで考えている利益配分は、11がエンジニア、6がプロフェッショナル、3がEEGだ。
この11は、コードを書いた量だけへの報酬ではない。
作った本人が、最後まで名前と責任を持つことへの報酬だ。ゼロから作り、リリースし、ユーザーの前に立ち、反応を受けて直し続ける。その主体性に対して、報酬面でも主役であることを担保したい。
もちろん、6のプロフェッショナルも軽くない。
売る、広げる、磨く、資金を集める、数字で判断する。これらがなければ、良いサービスでも埋もれる。だから3割のプロにも、成果への具体的な報酬が必要だ。
そして3は、ギルドを回すための取り分だ。
誰か一人が全部を抱えるのではなく、作った本人を中心に、必要なプロが集まり、成果を分け合う。その構造を作りたい。
自分で作ったものを世に出すのは怖い。
使われなかったらどうするのか。批判されたらどうするのか。数字が悪かったらどうするのか。そんな不安は、ぼくにもある。作った本人ほど、否定されたときの痛みは大きい。
でも、その痛みを避け続けると、矜持は戻ってこない。
エンジニアの矜持は、きれいな設計だけに宿るわけではない。ユーザーに使われ、数字に向き合い、失敗したら直し、また出す。その繰り返しの中に戻ってくる。
EEG = Engineers’ Ego Guild。
日本語の芯は、エンジニアの矜持を取り戻すギルドだ。
ここで集めたいのは、コードの奥に隠れたまま終わりたくない人だ。AIを使い倒し、サービスを作り切り、自分の名前で前に立ち、3割のプロと一緒に世に出していく人だ。
エンジニアが事業の顔になる日を、特別な天才の話で終わらせたくない。
作った本人が、サービスの責任と誇りを持って前に立つ。そんな開発現場を、EEGで作りたい。
株式会社EEGは、「アイデアの脳波を、事業に変える。」を掲げ、初期費用ゼロとレベニューシェアを軸に、AI時代の新しい開発会社の形を模索しています。