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作った本人が主役の開発:作った本人が主役である理由
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作った本人が主役の開発:作った本人が主役である理由

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EEG Editorial

Content Team

作った本人が主役である理由。 AIでサービスを作る速度は、たしかに上がった。以前なら数か月かかっていたものが、数週間、場合によっては数日で形になる。画面が出て、ログインできて、データが保存され、決済まで通る。そういうものを一人で作れる時代になった。 だからこそ、ぼくは作った本人が主役であるべきだと思っている。 EEGでは、3割のプロがサービスを磨いて世に出す。セールスが顧客の現場へ持っていき、マー…

作った本人が主役である理由。

AIでサービスを作る速度は、たしかに上がった。以前なら数か月かかっていたものが、数週間、場合によっては数日で形になる。画面が出て、ログインできて、データが保存され、決済まで通る。そういうものを一人で作れる時代になった。

だからこそ、ぼくは作った本人が主役であるべきだと思っている。

EEGでは、3割のプロがサービスを磨いて世に出す。セールスが顧客の現場へ持っていき、マーケターがネット上で最初の熱を作り、UI/UXデザイナーが迷わず使われる形に整え、資金調達と経営のプロが数字で事業を支える。

でも、主体はあくまで作った本人だ。

主役とは、偉い人ではない

主役という言葉を使うと、作った人が一番偉い、という話に聞こえるかもしれない。

そうではない。

主役とは、最後まで逃げない人のことだと思っている。

作った本人は、そのサービスがなぜ生まれたのかを知っている。最初にどんな違和感があったのか。どんなユーザーを思い浮かべたのか。どこで迷い、どこを削り、何を残したのか。そういう細かい判断の積み重ねが、サービスの芯になる。

外から来た人が、その芯を一瞬で持つことはできない。

もちろん、3割のプロは大事だ。むしろ絶対に必要だ。作った本人だけでは、売れないこともある。伝わらないこともある。画面が不親切なままになることもある。資金の使い方を間違えることもある。

でも、だからといって主役を交代してはいけない。

プロの仕事は、作った本人からサービスを取り上げることではない。作った本人が、ユーザーの前に立てる状態を作ることだ。

ユーザーとの距離が、改善速度を決める

サービスは、出してからが本番だ。

最初のリリースで完璧なものは、ほとんどない。むしろ最初は外す。思ったほど使われない。説明したつもりの価値が伝わらない。便利だと思った機能が触られず、ついでに作った小さな機能だけが喜ばれることもある。

そのとき、作った本人がユーザーの声から遠いと、改善が遅くなる。

営業から聞いた話、マーケターが拾った反応、UI/UXデザイナーが見つけた迷い、経営の数字に出た違和感。それらを、作った本人が直接受け取れるかどうかで、次の一手は変わる。

ユーザーが何に困っているのかを聞いた瞬間に、データベースの持ち方を変えたくなる。料金表の言葉を直したくなる。オンボーディングの順番を変えたくなる。エラー文を優しくしたくなる。そういう反射神経は、作った本人が主役でいるから生まれる。

AI時代の強さは、単に速く実装できることではない。

ユーザーの反応を受けて、すぐに作り直せることだ。

矜持は、責任とセットで戻ってくる

ぼくはIT受託開発の会社を30年以上経営してきた。

受託の現場では、作った人の名前が消えることが多い。納品物はクライアントのものになる。仕様通りに作ったかどうかが評価され、使われ続けるかどうかは、どこか別の場所で語られる。

それが悪い仕事だと言いたいわけではない。受託には受託の価値がある。ぼく自身、その世界で長くやってきた。

ただ、AI時代にエンジニアがもう一度矜持を取り戻すなら、仕様通りに作っただけでは足りないと思っている。

自分が作ったものに名前を持つ。責任を持つ。売れなければ悔しがり、使われれば喜び、解約されれば理由を見にいく。そういうところまで含めて、作る仕事に戻したい。

EEG = Engineers’ Ego Guild。

日本語の芯は、エンジニアの矜持を取り戻すギルドだ。

この矜持は、気分だけでは戻らない。肩書きだけでも戻らない。ユーザーに使われ、数字に向き合い、失敗したら直し、また出す。その責任の中で戻ってくる。

利益配分の11は、名前と責任への報酬である

EEGで考えている利益配分は、11がエンジニア、6がプロフェッショナル、3がEEGだ。

この11は、単にコードを書いた量への報酬ではない。

作った本人が最後まで名前と責任を持つことへの報酬だ。ゼロから作り、リリースし、使われ方を見て、改善し続ける。その主体性に対して、報酬面でも主役であることを担保したい。

一方で、6のプロフェッショナルも軽くない。セールス、マーケター、UI/UXデザイナー、資金調達、経営のプロがいなければ、サービスは世に出にくい。作った本人の熱を、売れる形、広がる形、使われる形、資金が集まる形へ変える仕事には、きちんと報酬があるべきだ。

そして3は、ギルドを回すための取り分だ。

誰か一人が全部を抱えるのではなく、作った本人を中心にして、必要なプロが集まり、成果が出たら分け合う。その構造を作りたい。

作った人が、最後まで前に立つ場所

AIがあるから、作れる人は増える。

でも、作ったものを最後まで背負える人は、まだ多くないと思っている。途中で飽きる人もいる。リリース前に止まる人もいる。ユーザーに否定されるのが怖くて、いつまでも身内だけで触っている人もいる。

ぼくも、その気持ちはわかる。

自分で作ったものを世に出すのは怖い。使われない現実を見るのはしんどい。数字が悪いと、人格まで否定されたような気持ちになることがある。

それでも、そこに行かないと始まらない。

作った本人が主役である理由は、そこにある。主役は、拍手される人ではない。最後まで前に立つ人だ。ユーザーの反応を受け止め、仲間の力を借り、AIも使い倒し、何度でも作り直す人だ。

EEGで集めたいのは、そういう作る人たちだ。

3割のプロに主役を渡すのではなく、3割のプロと組んで、作った本人のまま世に出る。匿名の作業者ではなく、サービスの作り手として立つ。

作った本人が、最後まで名前と責任を持つ開発現場を作りたい。

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